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いらっしゃいませ。
イメージクラブ・ヘブンへようこそ。
 おや、お客様は初めてのご来店ですね。楽しんでいただければよろしいのですが。
ここはどこかって? 
表の看板をご覧になりませんでしたか? 
当店はその名の通り、お客様の願望を叶えるための店でございます。イメージクラブの名の通り、どんなマニアックなご要望でも実現させていただきますよ。ああ、ただし性欲を伴う願望にのみの対応させていただきますが。
 え? わたくしですか? 私は当店の支配人のようなものでございます。
 はい。この店の管理からなにから全て私がまかなっております。どうぞよしなに。
 そっくりの人物を知っている、しゃべり方から性格から、なにもかもそっくりで本人じゃないのかと?
 それはそうでしょう。私はお客様自身の記憶からこの姿をとらせていただいているのですから。たまたまあなた様の記憶の中から選び出されたのがこの姿であったというわけです。男でも女でもなく、本人であって、本人ではない。私はそのような存在なのです。
 わけがわからないって? 
ああ、そんなに不振そうな顔をしないでくださいって。
 お客様の言い分もよくわかりますから。
ではこう言い換えましょう。ここはあなたにとって都合のいい夢の世界だと思ってくださればいいのではないかと。ええ、ちょっとだけリアルな夢の世界で、私はそこの案内人ということです。
 おや、ちょっと興味を持たれたようですね。ええ、本当にどんな希望もお客様のお望みのままですよ。王道からマニアックまで、どんなに無茶なシチュエーションや設定にもお応えしますとも。ご希望のプレイにあわせた場所も小道具もすべて徹底したリアリティーをお約束します。ええ。もちろんお相手に選ぶ相手もお望みのままですよ。
 だいぶその気になってきたみたいですね。うれしいことです。ではさっそくご希望を…は? 代金ですか? いえいえ金銭でのお代は結構です。なんといいましても夢ですから、お金をいただいても使い道などありませんしね。
 それじゃあ魂とか寿命を縮められるんじゃないかって?
 とんでもございません。当店のモットーは安全と信用第一ですから。
 そんな無粋なものをいただくなんてことはありませんよ。
まあ確かにそういう誤解をされてもしかたがないのかも知れませんが、私たちがお代としていただくのはお客様の恍惚のエネルギーでございますから。
ああ、誤解なさらないでくさい。エネルギーをいただくとはいいましたがお客様の健康を害することはないと誓わせていただきます。
 じゃあなんでこんなことをしてるのかって?
 それはですね、端的に申し上げればお客様が興奮すればするほど、イク瞬間に放たれる恍惚のオーラが深く濃いものになるのですよ。手間暇をかけたワインがすばらしい味になるのと同じです。私たちはそのお手伝いをさせていただいているだけでございます。
お客様はひとときとはいえ理想の実現を、私達は極上のオーラを。今話題の等価交換というやつですよ。お互いに満足できるならそれでいいじゃありませんか。
 納得していただけましたでしょうか。
 それはよかった。
 では、改めまして。お客様のご希望をお聞かせください。
 はい。たしかに承りまりました。
どうぞ楽しいひとときをお楽しみくださいませ。
 ああ、ちなみにうちは本番ありですから。では。




 素晴らしき、うたかたの夢を ――――――。





【イズミハ- sample -】

 さすがは夢とでもいうべきかオレの言うことがすぐさま現実になるのだからすごい。少し離れたビルの窓にちらちらと黒い人影が映り、その度に三橋が身体をビクつかせる。
「どうした、腰が揺れてんぞ」
「……そ、れは、しゃ、社長が」
「人のせいにすんじゃねーよ。それに、社長じゃなくて名前で呼べって言ったよな。命令を無視する悪い社員にはお仕置きが必要だよな」
 乾いた唇を舌で湿らせて、中途半端にひっかかっていたスカートを完全にたくしあげる。体を支えるために自然と突き出すような姿勢になっていた尻にオレは手をかけた。
「ヤっ!」
 ビリッ。
 前と同じで、ほんの少し爪を深くくいこませただけで簡単にパンストに穴が空く。穴を起点にして力をこめれば、黒いストッキングはビリビリとちぎれていった。
 破れて紐状にかろうじて残った繊維が、三橋の白いふとももや、尻にくい込んでなんとも言えないエロティックなオブジェを作り出す。
 見た目にも楽しいそれをじっくりと視姦しながら、オレは隠されていた秘部に指を這わせた。


【ハマミハ- sample -】

正直言って目の前の広がる桃源郷にオレは軽くトリップしていた。
 肝心の三橋の同意を得たところで、オレはどうせなら男のロマンをとことん突き詰めてみようと思ったわけなのだが、やってよかったのか、はたまたやらなければよかったのか。今後の夜のオカズにするため、この機会を利用して目に焼き付けておこうと思っていたのに、焼き付けるどころか忘れようとしてもこれは忘れられないだろう。
 台所の端に置かれたダイニングテーブルの上に座った三橋が身につけているものは、たっぶりとしたフリルのついたエプロンだけ。さっきまで着ていたシャツはさっさと脱がせてしまったから、正真正銘の裸エプロン。これぞ男の永遠のロマン。
「は、ハマちゃん、本当にここじゃなきゃダメなの?」
 三橋としてはこれからすることよりも食卓の上というのが気になるのか、胸元をがっちりと腕でガードして、落ち着かなさそうにしきりと膝をこすりあわせている。
「だってさ、これからミハシを食べさせてもらうんだからちゃんとテーブルで食べないと」
 実にふざけた言い分なのだが、新妻、裸エプロン、卓上エッチが揃ってこその三種の神器。オレとしてもそう簡単に野望をあきらめるわけにはいかない。
しかしだ。初々しい恥じらいは気分を盛り上げる最高のスパイスではあるけれど、スパイスだけが効きすぎて、オレがなにもできないんじゃあ意味がない。堅牢に守られた三橋の牙城を崩すべく、オレは三橋の頬に手を伸ばした。


【ハナミハ- sample -】

さらり。ほんのわずかな衣擦れの音が聞こえるだけで、オレの全神経が正面へと向けられる。プリントに落としていた視線をわずかに上げると、そこに見えるのは三橋の足だった。
 なんだとそんなことをとか思ったやつは、オレに謝れ。単なる足だと思うなよ。三橋の足だけならオレは(たぶん)ここまで動揺したりなんかしないっつーの。
(よりにもよって網タイツなんかはいてんなよなっ!)
 さっきはよく見てなかったせいで気がつかなかったが、
スカートの下から伸びる三橋の足は黒い網タイツに包み込まれていた。きゅっと食い込んだ網目からのぞく白い肌が実はかなりエロティックだ。
 網タイツもAVにおける女教師の定番アイテムともいえなくもないが、たぶんというか、ほぼ間違いなくというか、認めたくはないが確実にオレの好みが反映された結果なんだろう。その証拠に。
(ガーターベルトはやりすぎだろっ!)
 三橋のスカートの脇。深く入ったスリットからのぞく
黒いレースのベルト。ふともものなかばあたりまでしかない網タイツを固定しているそれは、実物を見るのはこれが初めてだが、ガーターベルトと呼ばれるもの以外のなにものでもない。

【アベミハ- sample -】

 おしい。実におしい。
 脱いだといっても肝心の場所が見えてないじゃないか。
 オレが見たいのはこの先なんだ。
 邪魔をする布地をどけようとして、思いとどまる。どうせならさっきみたいに三橋に自分から脱いでもらった方がおもしろいんじゃないかと。
「なあ三橋、これだとちゃんと診察できねえから、わりぃんだけけど、もうちょっと胸元はだけさせてくんねえ?」
「こ、こう?」
「うーん、もうちょい」
「も…これくらいでいいデス、か?」
「まだ」
 じりじりと広がっていく肌色が実に艶めかしいが、あと一息というところで手が止まってしまうのは、わざとなのかコノヤロウ。
「なに照れてんだよ。ちゃんと診察しないと、病気かどうかわかんねえだろ」
「ご、ごめんなさい」
 ひんむいてやりたくなる衝動を押し殺して、少し強い口調で文句を言えば、「お願いします」とか細い声とともにようやく待ち望んでいたものがオレの前に差し出された。
 柔肌の上にぽっちり並んだ二つの突起。
 まっ平らなのは男として仕方がないとして、控えめな乳輪といい、きれいなピンク色といい、これそまさにオレ好みの乳首の理想系。これぞキング・オブ・乳首。
 着替えのたびにちら見くらいはしてたが、まさかこうして間近に見る機会に恵まれるとは思ってもいなかったぜ。
 さっきまで最悪だった気分がちょっと上昇する。
 言っておくが、オレが単純なんじゃない。
 三橋がエロいのがいけないんだ。
 目に焼き付けるように乳首をじっくり視姦する。
形は完璧となると、残る問題は感度だ。
ではさっそくと聴診器を乳首に押し当てると「ひゃぁん!」と三橋が大声をあげた。

        




2010.6.20

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